STRUCTURE 構造

先進の建築テクノロジー

基礎構造

地下約35m地盤に計47本のコンクリート杭

『アトラスタワー小石川』を支える支柱となる場所打ちコンクリート杭は計47本で、アースドリル工法及びアースドリル拡底工法により、地下約35mの強固な支持地盤(江戸川層)に打ち込まれています。場所打ちコンクリート杭の径は、約1.6m~約2.7mで、太くて堅牢な杭により、超高層タワーがしっかりと支持されています。制振ブレース工法が採用されたSRC (鉄骨鉄筋コンクリート)構造と相まって、高度な耐震性が実現されています。

耐震性の高い構造

超高層建築でよく用いられるSRC造が採用されています。柱・梁などを鉄骨で組み、その周囲を鉄筋コンクリートで包む一体構造の工法となっています。太い鉄骨で高い強度が確保され、引っ張り力や圧縮力にも優れています。さらに、柱と梁の間に筋交い(ブレース)が配された制振ブレース工法が採用されています。しなやかさと堅牢性に富んだ極軟鋼をコンクリートで包んだブレースにより、大地震のエネルギーの一部が巧みにやわらげられる構造となっています。

堅牢性と遮音性にすぐれた構造

上階と下階の間のコンクリートスラブ厚は、約200mmと約240mmの、充分な厚さが確保されています。約240mmのスラブには、ボイド型枠を鉄筋コンクリート層で覆ったボイドスラブ構造が採用されています。この構造は、床スラブ自体が梁のような耐力(強度)をもち、遮音性にもすぐれています。

約235mm以上の外壁厚

外壁厚は約235mm以上が確保されています。外からの騒音が遮断され、またプライバシーに配慮されています。さらに、外壁の内側には断熱材がほどこされ、夏の冷房と冬の暖房などの空調効率が高められています。

住戸間の戸境壁厚

隣接する住戸からの生活騒音や自室からの音漏れに配慮され、戸境壁厚は約174mm確保されています。強度にすぐれた住戸空間に、高い遮音性が実現されています。静かな生活空間とプライバシーが守られています。

間仕切り壁

戸境壁は、家庭内の遮音性やプライバシーにもきめ細かく配慮されています。通常の間仕切り壁には、約50mmの軽量鉄骨下地の両面に厚さ約12.5mmのプラスターボードが貼付されています。その上に壁クロスが貼られています。

二重天井

コンクリートスラブと天井ボードの間に空間が設られた二重天井構造が採用されています。配線などがしやすく、また、スラブと天井の間に空間があることで、防音性にもすぐれた設計となっています。

二重床構造

床スラブと床材との間に空気層が設けられ、遮音性、断熱性、防湿性にすぐれた二重床構造となっています。床下に配管や配線をほどこしやすい設計となっています。

合わせガラス

開口部には、合わせガラスが採用されています(一部複層ガラス)。合わせガラスは2枚のガラスでフィルムを挟み、高い遮音性能が期待されています。さらに、カラダに有害な紫外線をカットする効果も期待され、アルミサッシュは、TS-35等級の気密性に優れたタイプが採用されています。(一部除く)
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